『The Master Private 東急東横線に、新たな邸宅流儀を。』
キャッチコピーと外観CGのかっこよさにシビレました。
というわけで、今回は東急東横線の元住吉に誕生する新築マンション、「プラウド元住吉ウエスト」についてレポートしていきます。東横線物件は新築マンションの供給が少ないので注目されている方も多いのではないでしょうか。

- エリア内にプラウドが多いけど新築マンションはどんな物件なの?
- 建設地の様子や建物の特徴が知りたいな
- 価格はどれくらいするの?
本記事ではこのような疑問や悩みを解決できる内容になっています。
記事を書くにあたり、現地調査とコンセプトルーム見学を行い詳細内容を確認しました。建設地の様子や建物の特徴はもちろん、各棟や住戸位置の攻略についてもレポートしていきたいと思います。
記事前半では物件ポジションと建設地の様子について、後半では建物の特徴と各棟および住戸位置の攻略について、最後に予定価格について書いています。下の目次から興味あるか所を選んでお読みいただけますのでご活用ください。
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物件概要
物件名 | プラウド元住吉ウエスト |
所在地 | 神奈川県川崎市中原区木月三丁目613番1(地番) |
交通 | 東急電鉄東急東横線 「元住吉」駅 徒歩6分 |
総戸数 | 84戸 |
構造/規模 | 鉄筋コンクリート地上5階 |
間取り | 1LDK ~ 4LDK |
専有面積 | 32.65㎡ ~ 83.76㎡ |
建物竣工時期 | 2025年2月上旬(予定) |
入居(引渡)時期 | 2025年4月上旬(予定) |
敷地面積 | 2,474.58㎡ |
土地権利/借地権種類 | 所有権 |
用途地域 | 第一種中高層住居専用地域・第一種住居地域 |
売主 | 野村不動産株式会社 |
施工会社 | 株式会社淺沼組東京本店 |

ポジション
アクセス
利用路線
「元住吉」駅は東急東横線と目黒線の2路線が利用でき、どの方面へ行くにもアクセス性が抜群です。
東横線はみなとみらい線と副都心線に乗り入れ、みなとみらい方面や池袋方面へダイレクトアクセスが可能。渋谷駅では山手線と各種私鉄、中目黒駅では日比谷線に接続するので新宿や六本木方面へのアクセスも軽快です。中目黒駅での日比谷線乗り換えは同一ホームなので便利ですね。
目黒線は南北線と三田線に乗り入れ、大手町や永田町方面などの都心部へダイレクトアクセスが可能です。
まさに縦横無尽の路線アクセスネットワーク。高いアクセス利便が備わった駅だと感じます。

東横線の魅力
東横線は人気路線ランキングでも毎年上位にランクインする常連路線です。先日リリースされたSUUMO住みたい沿線ランキング2024では惜しくもベスト3を逃したものの、上位にランクインされました。

https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20240228_housing_01.pdf
都心へのアクセス性と、沿線には住みやすい街が多いことで人気の東横線。ビッグターミナル駅である渋谷と横浜を繋ぐ路線でもあり、沿線には魅力的な駅がずらりと並びます。
そんな東横線のほぼ中間に位置する元住吉。渋谷まで21分、横浜まで16分とどちらの方面へ行くにも便利なポジションです。区間内に複数の路線と接続しているのも便利で安心ですね。

駅別乗車人員
元住吉の両隣はターミナル駅となります。言わずもがな、とくに武蔵小杉は多くの路線が利用できてとても便利な駅です。
1日あたりの乗車人員を調べてみるとその数は圧倒的でした。数字が物語っていますが、駅構内やホームのわちゃつき具合は格段に異なります。
各駅停車駅だからこその乗車人数が少ない点は、混雑が苦手な方にとって回避できるメリットになるのではないでしょうか。
「混雑は避けたいけどアクセス利便もあきらめたくない!」
東横線と目黒線の2路線利用でき、両隣駅がターミナル駅となる元住吉は、そんな欲張りさんの期待に応えてくれるポジションだと思います。
駅/路線 | 東急 | JR | 横浜市営 | 合計 |
---|---|---|---|---|
武蔵小杉 | 90,881人 | 99,969人 | N/A | 190,850人 |
元住吉 | 27,757人 | N/A | N/A | 27,757人 |
日吉 | 86,424人 | N/A | 34,514人 | 120,938人 |
※東急電鉄調べ https://www.tokyu.co.jp/railway/data/passengers/
※JR東日本調べ https://www.jreast.co.jp/passenger/index.html
※横浜市調べ https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/yokohamashi/tokei-chosa/portal/tokeisho/09.html#C8428
※東急は乗降者数を半分にした数値になります
東急新横浜線開通の恩恵
東急新横浜線の開通により新横浜までダイレクトアクセスが可能になりました。新幹線を利用した出張や旅行のアクセスもスムーズになりますね。

元住吉西側エリアの魅力
ブレーメン通り商店街
元住吉駅の西側には街の代名詞と言っても過言ではない、ブレーメン商店街があります。全長550mに及ぶ商店街は136店舗(2023年9月時点)が軒を連ねます。
チェーン店と個人店がバランス良く融合する活気のある商店街で、コンサートイベントや季節イベントなども開催されます。加盟店で利用できるポイントカードもあり、地元の人に愛さていることがわかります。
物件からブレーメン通り商店街までは徒歩4分。駅から物件までの動線は、グランドメゾンなどのように商店街を通り抜けるルートとは異なりますが、駅近物件ならではの買い物利便性を十分に堪能できるポジションだと思います。

ブレーメンの音楽隊も12月には衣装替えされます。
ブレーメンの音楽隊
— ハマSHIP (@hamaship58) December 2, 2023
クリスマス仕様がかわいらしいpic.twitter.com/iUkCflCUyT
モトスミ・ブレーメン商店街
ブレーメン商店街の公式HPが充実しているので紹介します!
https://bremen-st.com/
穏やかな住居専用地域
駅を出た西側エリアは住居専用地域が広がります。綱島街道や尻手黒川道路など、車の交通量が多い通りから外れるため穏やかな街並みです。
駅から物件までは徒歩6分の平坦な道で、かつ信号がありません。商店街や大通りから外れた第一種中高層住居専用地域に位置します。駅近(6分であれば駅近と言ってもおこられないかと)でありながら閑静で穏やかな立地は魅力に映りますね。

周辺エリアの分譲事例
下のマップは過去15年間で、元住吉駅を最寄りとした駅徒歩10分以内に供給された分譲マンションをプロットしたものです。並びは駅徒歩分数が近い順番になっています。
西側エリアは駅近物件の供給が少なく、直近ではプラウド元住吉ディアージュと同じく駅徒歩6分が最も近い物件になります。
元住吉エリアではこれまでに6つのプラウドマンションが供給され、今作で7物件目となります(プラウド元住吉は2003年分譲につき下記マップでは割愛)。エリアを熟知した売主による供給は安心材料の一つになるかもしれません。
プラウドシティ元住吉やグランドメゾン元住吉(サウステラス・ノーステラス)のような大規模ではありませんが、小規模マンションが多いエリアにおいて、駅近かつ中規模マンションは貴重な存在と言えるでしょう。


※リアルネット マンションサマリ調べ
周辺の分譲事例からみるポイント
・西側エリア×駅徒歩6分(フラットアプローチ&信号なし)
・中規模マンション
ポジションまとめ
物件ポジションのまとめになります。
西側エリアで徒歩6分以内の新築マンションは、プラウド元住吉ディアージュの分譲から13年ぶりとなり、希少な物件と言えるでしょう。

建設地の様子
ここからは現地調査の情報をもとに建設地についてレポートしていきます。
南面接道
広さ約2,474㎡の建設地は南面に接道し、その間口は約53mの長さがあります。南北に細長い区画が多い西側エリアにおいて、ワイドな範囲で南面接道がとれた立地となります。
なお、建設地は従前スポーツクラブが建っており、その管理・運営を野村グループである野村不動産ライフ&スポーツが行っていたのが用地取得の背景となります。

建設地の様子
下のマップは建設地の撮影位置と周辺建物を落としこんだものです。

※物件と周辺建物の位置関係は実際と異なる場合がありますのでイメージとしてご確認ください
敷地南東側からはプラウド元住吉ディアージュが建ちます。ディアージュの敷地東側は第一種住居地域となり20mの高さ制限、敷地西側は第一種中高層住居専用地域となり15mの高さ制限となります。そのため東側は6階建て、西側は5・4階建てになっています。
幅員約5.5m、間口50m以上となる南面接道は西側へ続きます。

敷地南西側には4階建ての元住吉アートフラッツが建ちます。

敷地東側には6階建てのエクサハイツが建ちます。こちらもディアージュの東側と同様に第一種住居地域になるため、高さ制限は20mとなっています。
なお、本物件の南東側一部は第一種住居地域に該当します。

西側を向いたカットです。西側は第一種中高層住居専用地域のため、15mを超える高さの建物はありません。

敷地西側は背の高い建物はありませんが、戸建て・アパート・賃貸マンションが建ち並んでいます。

北側の様子です。こちらも西側同様に高さ15mを超える建物はありません。前建ての高さが異なるため、北棟住戸は位置と階数によって抜け感が変わってきます。

防災情報
建設地の防災情報を紹介します。川崎市によるハザードマップを災害項目ごとに確認しました。丸印のか所が建設地になります。
洪水
多摩川水系による洪水浸水想定区域として該当します。浸水深の目安は0.5〜3.0mが想定されています。

https://www.city.kawasaki.jp/530/cmsfiles/contents/0000018/18174/nakahara_tamagawa_shinsuishin.pdf
内水
該当ありません。

https://www.city.kawasaki.jp/800/cmsfiles/contents/0000125/125074/nakaharaku.pdf
土砂災害
該当ありません。

https://www.city.kawasaki.jp/500/cmsfiles/contents/0000017/17971/saiwainakahara_tizu.pdf
液状化
液状化危険度が高いエリアに該当します。

https://www.city.kawasaki.jp/601/cmsfiles/contents/0000046/46739/ekijyouka_nakahara.pdf
建物の特徴
デザイン
穏やかな住宅地に佇む品格ある高級低層レジデンス、というのが外観デザインから受けた印象です。
バルコニー手摺はタイル貼りの躯体手摺とガラス手摺の住戸が組み合わさり、意匠全体に表情の変化がつけられています。躯体手摺りバルコニーの上部もガラスになっているのがニクい演出ですね。

ダークカラーを基調とした重厚感ある迫り出したマリオンにはサンドエレガンテを採用。アースカラーの外壁タイルは45四丁サイズでワイドな仕上がりに。最上階の軒天井には木調塗装が施されています。
風合いある自然石と豊かな植栽に囲まれたエントランスが住まう人を優しく迎えてくれそうです。
落ち着きと洗練を感じるモダンな低層レジデンス。ついつい、「私、プラウドに住んでいます」と誇りたくなるような素敵なデザインですね。

ランドプラン
配棟計画
建物は3棟構成の5階建て。空地率は約37%となり住棟間や隣地とのゆとりはあまりありません。
プラン構成はファミリータイプとコンパクトタイプの混在型となっています。
プラン構成
南棟:3LDKタイプ(2LDK+Sを含む)がメインで一部4LDKと2LDK
西棟:2LDKメインで一部3LDKと1LDK
北棟:1LDKメインで一部2LDK

総戸数84戸に対して、約4割が3LDKタイプ(2LDK+Sを含む)で1LDKが3割以上を占めています。こうやってみるとコンパクトタイプがけっこう多いですね。

なお、3LDKタイプ33戸のうち21戸が2LDK+S(サービスルーム)表記になっています。該当するのは南棟住戸で共用外廊下側が北棟と被るため採光確保が難しい住戸があるようです。
そうなんです、、内廊下ではなく外廊下なのです(ぴえん、、)
共用部
共用部は多くありませんが、南棟と北棟に配置されます。
エントランスは歩車分離され、車路は南棟と北棟の1階部分を抜ける動線になっています。駐車場出入り口はリングゲートシャッターとなり、機械式駐車場手前には荷下ろしスペースが設けられています。住棟1階部分になるため、同乗者は雨天時も濡れずに乗り降りや荷物の出し入れが可能です。エントランスホールへと繋がるサブエントランスが設置されているので便利ですね。
マンション出入口からエントランスホールまでは長めのアプローチが設けられ、ホール横には坪庭が設置されます。帰宅時は坪庭を眺めながら歩ける動線となっていて良いですね。
駐輪場とゴミ置き場は屋内にあり、エレベータは1基の設置となっています。

自転車置場と駐車場の数は以下になります。
⚫︎自転車置場:105台
総戸数に対する設置率:125%
⚫︎駐車場:28台
総戸数に対する設置率:33%
エントランスホール
アースカラーの床や壁面、木調で施された折り上げ天井は優しい印象を与えてくれそうです。ホールとラウンジが繋がる開放感や、大きなガラス越しからは坪庭を眺められる素敵な空間です。ラウンジ手前にある横の通路からは、車の荷下ろしスペースがあるサブエントランスへと繋がります。

ワークラウンジ
北棟の最上階にはワークラウンジが設置されます。折り上げ天井には天窓が設けられているので明るそうな空間です。個室ブースも完備されています。

各棟の攻略
周辺建物との位置関係
ここからは各棟と住戸位置の攻略について紹介していきます。
下のマップは周辺建物とその離隔を記載したものです。各棟ごとに現地写真にて解説しますので、下記マップと照らし合わせながらご確認ください(各棟ブロックの終わりに下記マップへ移動するアンカーリンクを設置しています)。
個人的な主観が強いレポートになりますので、参考程度にご覧いただければと思います。

画像出典:Google Earthより引用のうえ加筆・物件公式サイト敷地イラストを合成
※物件と周辺建物の位置関係は実際と異なる場合がありますのでイメージとしてご確認ください
南棟
南棟はエントランスがあり、ゴミ置き場や自転車置き場などの共用部が設置されるので、生活動線が最も便利な棟になります。
下の画像は南方向のカットです。ほとんどの住戸はプラウド元住吉ディアージュと元住吉アートフラッツが前建てとなるため眺望は抜けません。一部住戸を除き、前建てとの離隔は約12m 前後となるため、開放感は少なく低層階は日照を得ずらい住戸もありそうです。

南向きプランの多くは通常の田の字型となります。LDと洋室の間には天井部までのウォールドアが設けられ、主開口部の窓面は連窓サッシが採用されています。
タラレバになりますが、一部住戸をワイドスパンにするなど、間口が長い南面接道の立地特性を活かしたプランがあるとプレミアム感がでたように感じました。

画像出典:物件公式サイト
Lタイプ列の前面にはディアージュが敷地いっぱいに建てられているので、3階住戸までは南棟の中で最も離隔が短くなります。低層階のバルコニーからの視界は下の写真が近いイメージになるでしょう。
また、東側に建つエクサハイツ元住吉とは短いところで約3.5mしか離れていません。ディアージュとエクサハイツともにLタイプより高さがあるので、囲まれ感は否めないポジションとなります。

H・I・Jタイプの前面はディアージュの平置き駐車場になります。2階以上の住戸であれば20m以上の離隔が確保できるので、他のプランより圧迫感が少なく日照も得やすいでしょう。バルコニーのデザインにも開放感を得やすいガラス手摺が採用されています。FやKタイプ列より条件が良いため価格差(同階で比較した場合、I・JとKの価格差は100万〜130万円)はつきますが、僅差と感じられれば条件良い住戸を狙うのがベターだと思います。
なお、4階までは電線が視界に入ってきますが、最上階であれば被ってきません。

ディアージュとアートフラッツの間はその奥に建つ住宅の通路になっています。Gタイプ列とHタイプ列の間くらいに位置しそうです。Hタイプ前面のディアージュは4階建てとなり、他棟よりも低くなっています。そのためHタイプ列の2階以上は、他の住戸より前建てから受ける圧迫感が少なそうです。

F・G・Hタイプの最上階は前建てをかわせるため抜け感を得られます。前面開放といった爽快な眺望ではなさそうですが、電線も被らず抜け感や日照を期待できるでしょう。
Eタイプは住戸がセットバックされますが、アートフラッツ屋上に建物があるため、最上階でも南西方向の視界に入ってきそうです。

西棟
西棟は共用部がなくエントランスやエレベーターから最も離れる棟になりますが、動線上に人の動きが少ないため、落ち着きのあるポジションだと思います。
北側の住戸になるほど前建てと離れますが、最大でもAタイプ列の10mほどとなります。3階までは前建てが被ってくるので、日照が得ずらく圧迫感もあるでしょう。
4階以上は前建てをかわし、最上階は抜け感ある眺望を得られます。低層階と4階以上では前建ての条件が大きく変わるため、Dタイプ列は3階と4階以上で価格差がかなりついています(4階は3階の1割増し以上の価格)。Cタイプも同様に前建ての条件による価格差がつくことが想定されます。


画像出典:物件公式図面集
西棟の北側には2階建てのパールハイツ元住吉が建ちます(写真右側)。Aタイプは角住戸になりますが囲まれ感はでてしまうでしょう。
一方、北向きにルーフバルコニーがつく特殊住戸は、北方向への抜け感を得られ、北東方向には武蔵小杉のタワマン群が一望できます。該当住戸はSタイプ(Cタイプ上の5階)、R(Bタイプ上の4階)、Q(Aタイプ上の3階)になります。

北棟
北棟は1LDKプランがメインの棟になります。ワークラウンジがあるためリモートワーク可能な単身世帯には重宝しそうです。
住戸位置は東側の住戸へいくほど前建てとの離隔を確保できます。敷地内前面は機械式駐車場になりますが、目隠しフェンスが設けられています(車路となる部分は除く)。
北側は戸建ての住宅地となるため高さのある建物が少なく、N5タイプを除き4階以上は開けた眺望が得られます。M・N1・N2・N3は前建てが2階建てなので、3階から抜けてくるでしょう(MとN3は一部被る)。

北棟は本物件において最も眺望の抜け感が良い棟だと思います。特殊住戸のU・V・Wは最上階&ワイドスパンにつき眺望を楽しめそうですね。


画像出典:物件公式図面集
東側
敷地東側のカットです。東向きが主開口になる住戸はないので、エクサハイツとお見合いにはなりません。南棟Lタイプと北棟Pタイプは角住戸になるので、側面部の開口はエクサハイツが被ってきます。

L・Pタイプともに東側の窓は開放制限付きの縦すべりだし窓になります。窓を開けて東方向を眺めることはないでしょうが、前建てとの離隔が短いため、角住戸らしい開放感を得るのは難しそうです。


画像出典:物件公式サイト
予定価格・ランニングコスト
具体的な予定価格の記載はひかえますが、第1期販売住戸における平均坪単価と、各棟ごとの平均坪単価をまとめました。
第1期では南棟と西棟がメインとなり、北棟は6部屋のみの販売予定となっています。
以下はランニングコストになります。
おわりに
想定していた価格を超えてきて驚きました。分譲中のグランドメゾン武蔵小杉の杜と同じくらい(グランドメゾンは平均坪単価約430万円)かと思っていましたが、もう一段階上がってきました。グランドメゾンは駅から離れますが商品企画や設備仕様が良いので(プラウドが悪いわけではない)、同水準の価格設定にて立地勝負でくると予想していましたがそんなことはありませんでしたね。
この予算感であれば武蔵小杉のタワマンも買えますし、広域エリアでの選択肢が広がってきます。周辺中古マンションの売り出し事例をリサーチしたところ、直近1年での相場が約340万円でした(売出し価格のため成約価格は下がるはずです)。プラウド元住吉ウエストの予定価格は3割増し近くとなり中古相場とけっこうな乖離があります。
過去の供給事例を踏まえると西側エリアの駅近物件は貴重ですし、駅からのアプローチは良く、住居専用地域の落ち着きと、ブレーメン商店街の買い物利便を両立できるポジションは魅力的な立地と言えます。そこにエリア7物件目のプラウドマンションが建設されるともなると、引き合いが多いことは容易に想像できます(実際にかなりの反響数があるようです)。
街の落ち着きや活気あるブレーメン商店街からは東横沿線の下町風情が感じられ、どことなくスローライフな心地良い空気感が漂ってきます。それでいてアクセスも買い物もしっかり便利、というのが元住吉の魅力だと思います。東急らしい小綺麗にされた駅舎やホームの雰囲気もまた良いのですよね。東急ファンの方にはたまらないのではないでしょうか。
スマートでスタイリッシュな武蔵小杉、ではなく「まったり・のんびり・でも便利」な元住吉の街で、高くても良い新築マンションに住みたいという方に合ってくる物件だと感じました。
主観たっぷりな個人的感想になってしまいましたが、今回は以上で終わりたいと思います。ここまでお読み頂きありがとうございました。
後編記事では設備仕様・第1期正式価格・周辺中古マンション相場について解説しています。「グランドメゾン武蔵小杉の杜」との物件比較も紹介していますので、合わせてチェックしてみてください!